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人間の身体は約60兆個の細胞から出来ています。
その細胞が分裂し成長して行く過程の際に正常に分裂するための遺伝子が働きかけますが、 たばこやストレス、化学薬品、紫外線等の要因によりその遺伝子が傷つけられ正常に細胞分裂が行なわれず異常分裂によりがんが発生します。
又、健常者の人も1日に2000~3000個のがん細胞が発現するといわれていますが、 がん化しないのは免疫力が働きがん細胞を排除して発症を未然に防いでいるからです。
がん細胞の成長は?
がん細胞が発症し活発に活動するまでには、長い期間を要しますが、一度活発になると成長と増殖のスピードが非常に早くなります。
最初は10~20年かけてゆっくりと進行して約1cm程度の大きさになり、この時期を過ぎると1~5年で急激に進行し10cmくらいに成長していきます。
がんの大きさは1cm以下では治癒率はかなり高く、2cmを超えると低くなるといわれています。
それと同時に、転移率も増加します。
早期発見と早期治療はがんにとっては必須です。ぜひPET-CT検査をお勧めいたします。

従来のがん検診では、腫瘍の大きさが1cm程度で発見されていましたが、
PET-CT検査では、早期5mm程度の発見も可能となりました。
現在、がんは増加傾向
日本人の死亡要因3分の1はがんです

がん総合検診の重要性
この図で表されるように、がんにかかる(罹患する)人は、 年間約57万人といわれています。
又、10年後には、年間85万人に増加すると予測されています。
がんと診断された人の約70%が、自覚症状が出るまで「がん」に気がつかなかった
という、厚生労働省のデータがあります。
しかし、国の定める法定検診項目には、がんを調べる検査が入っていません。
がんを予防するには、
●1次予防……がんにならない生活習慣を身につける
●2次予防……がん検診を受けることによる早期発見
と言われています。
がんで一番怖いのは、気づかないまま自覚症状が出て初めて解ることです。
発見が遅れれば遅れるほど、治癒が困難になります。
がんは早期発見によっては、治癒の可能性が見込める病気です。
がんの種類
| 男性 | 女性 |
| 1・肺ガン | 1・胃ガン |
| 2・胃ガン | 2・肺ガン |
| 3・肝ガン | 3・乳ガン |
| 4・結腸ガン | 4・結腸 ガン |
| 5・膵臓 ガン | 5・肝ガン |

がんの検査方法(がんの診断に欠かせないPET-CT)
がんは早期発見すれば治すことの出来る病気です。
がんは早期では症状はなく、大きくなってから症状が出ます。
手遅れになっていることもしばしばあります。
怖いのは、発見されないまま進行し、手遅れになることです。
そのようなことにならないためにもPET-CT検査をお勧めいたします。
従来の人間ドックでは全身のがんを発見するのは困難です。
全身の検査にはPET-CT検査が有用です。
PET検査の原理
- 活動の盛んながん細胞は、ブドウ糖の取り込みが正常な細胞に比べ3~8倍と高く、この特徴を利用してがんを発見します。
最初にグルコース(ブドウ糖)にポジトロン核種(陽電子放出核種)合成した薬剤18F-FDG(フルオロデオキシグルコース)を投与し、そのポジトロン核種はまわりの電子と反応して放射線(γ線)に変わり、 このγ線の場所と量が、ブドウ糖を消費するがん細胞の目印となります。 - 又、FDGは半減期(寿命)が非常に短く微量ですから人体には安全です。
- 先端医療センターでは検査当日に専用設備で合成し、作りたての薬剤(FDG)を使用しています。
PET-CT装置
PET-CTとは
PET装置とCT装置を合体させた画期的な装置です。CT画像で病気を発見できることもあり、よりPET検査の制度があがります。
大きな特徴は、CT画像を使い、放射線が体のどこから出ているのか、又、検出されるまでにどのくらい減衰(弱くなる) しているかを吸収補正といいますが、これを調べることで検査時間がPET単体装置に比べ飛躍的に短縮できます。
PET-CT検査の利点
早期発見早期治療でこそがん完治の可能性が高くなります。
年代別がん検診のお勧め
| 20代: | 子宮・卵巣がん、若年層にも増加の傾向(子宮がん)(卵巣がん) |
| 30代: | 仕事や家事に追われストレスが多くなり体の負担も増加しがちな30代は、がんリスクも増加します。(子宮がん)(卵巣がん) |
| 40代: | 体力の衰え等から、がん死亡率が上昇し始める年代、中でも大腸がんのリスクが高まります。又乳癌の発症は40代後半から50代前半がピーク。(胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がん、乳癌) |
| 50代: | がんの発症は、男女とも増加してきます。(すべてのがん検診) * 生涯がんにかかる確率は男49%、女37% |
PET/CT検査での被ばくで体に影響はないの?
国際放射線防護委員会によると、この数値の被ばくでは1万人に1~2名が
将来がんになるかもしれないと見込まれると言われていますが、
これはどんなに少ない放射線量においてもがんが発生する、という仮説の基に推定された確率です。
実際にはこの線量で発がんが確認された例は無く安全に検査をお受けいただけます。

症例

PET検査の活用方法
(1)早期発見(健康診断として)(2)がんの存在確認(精密検査として)
(3)病巣のひろがり・ステージ判断(適正な治療法の選択に)
(4)治療効果の判定(化学療法・放射線療法などに)
(5)予後のケア(再発・転移の診断に)
PET検査の限界
他の検査同様にPET検査も万能ではないことをご理解ください。
FDG(PET薬剤)の評価方法
SUVとは
腫瘍に対しFDGの集積度を定量的に評価する方法で、投与された薬剤(FDG)が 全身に均一に分布しかつ排泄されていないと仮定した時の組織を1とし、それに 対する腫瘍部分の濃度が何倍かを示したものです。SUVに影響を及ぼす因子
| 人体的要素 | 体格、呼吸性移動、血糖値 |
| 装置 | PET装置の制度、撮影時間、関心領域の設定このことは、PET検査を 進めるに当たってとても重要な要素となります先端医療センターでは クオリテーの確保に常日頃より充分な点検を行い精度の高いデーターを 提供できるよう努めています。 |
FDG
PET薬剤を作るサイクロトロン装置を備えセンター内ホットラボ室でFDGの合成を行うことで、 新鮮なPET薬剤での鮮明な画像の撮像を可能にし、安心な検査をお受けいただけますSUV(集積度)

FDGのPET画像は、腫瘍が持っている活動性や性質の代謝情報を画像化し診断を行なうため、時間的な推移が最も重要な判断基準となります。当医療センターでは、早期像で判読困難な症例は、必ず遅延像の撮影を追加しSUV値の追跡と合わせ判読いたします。
全症例PET/CTを使用し、形態と代謝の両面から読影及び判定を行なっております。
施設紹介


山と海をモチーフにした中庭 受付とカウンセリングルーム
先端医療センターPET事業の特徴
神戸大学放射線医学教室
西記念画像検診クリニック
○公・民・学三社の要素を取り入れた事業
○PET核医学認定医による二重読影
○がんPET検診
最新鋭機器と各専門領域のエキスパートが、がんドックのバックアップを致します。
がんドック検診の結果、異常が発見された場合には、ご希望の医療機関へ責任を持ってご紹介いたします。
医療連携機関:
神戸大学
先端医療センター









