|
40歳を過ぎると自分の身体についてどうしても気になる年齢。
『少し運動したほうがいいかな・・・』 『脂っこいものは控えないと・・・』 『仕事のストレス解消する方法ないかな・・・』
日々の運動・飲食・ストレスの解消
『仕事が忙しいし、疲れてるから・・』 『今は身体は何ともないし大丈夫・・・』 『健康診断?・・・会社の健康診断で異常なかったし・・・』
日々の生活習慣というのは、気にはしていても、なかなか実行に移して改善できてないことが多いのではないでしょうか。
この悪い生活習慣の中には様々な病気が潜んでいます。 自分が気付かないうちに、病魔に侵されていく。 これほど恐ろしいことはありません。
食事・運動習慣・飲酒・仕事や家事などのストレス等生活習慣病の要因となるものは30代~40代に一番多くみられます。
『じゃあ、生活習慣病って具体的にどんな病気・・・?』
その代表的なのが 癌(がん) です。
『なんだ、癌か。癌なら知ってるよ。胃がん・肺がん・子宮がん・乳がん・・・治らない病気だし怖いね。』
本当に癌のこと知ってますか?
|
|
生活習慣病の一つに数えられるがんですが、日本人の3人に1人はがんで亡くなっています。
一言で『3人に1人』といいますが、これは非常に高い確率です。
それは先程も述べたように、悪い生活習慣が慢性化されたり、日本人のライフスタイルそのものが変化してきたのが理由に挙げられます。
厚生省の平成19年の調査によると、日本人の死因として、がんが約30%、心疾患が約15%、脳血管疾患が約11%となっており、残りが肺炎や事故・自殺となっています。
50年ほど前は、結核や肺炎など呼吸器官系の疾患で亡くなる方が多く、その次に脳出血や脳梗塞などの脳血管の疾患で、がんは4位だったのですが、衛生環境や日本人の栄養状態の改善もあり、結核や肺炎などの死因は激減しました。脳血管疾患も食生活や医療機器・医療機関の発達に伴い減少してきました。
結核や肺炎・脳血管疾患に変わって、急激に順位を上げてきたのが、がんです。
|
|
『がんで亡くなってる人が多いのは知ってるよ。ウチの親や親戚もがんで亡くなったし・・・』
|
|
がんになる要因は、普段の生活習慣に密接しています。
まず、思い浮かべるのは『喫煙』でしょう。
|
||
|
|
世界のあらゆる国で、禁煙ムードが当たり前となってきた現在も、男女問わず依然として高い喫煙率を誇る日本。
一番身近でほとんどの人が知ってる肺がんの発症要因ですね。
確かに喫煙も生活習慣の一つですが、もっと身近にそして密接に普段の生活と関わりがあるのが、食習慣と運動習慣です。
特に食習慣。
近年、肺がんと共に増えているのが大腸がんですが、この大腸がんの患者数の増加の背景には、急速に進んだ食生活の欧米化があるといわれています。
又、近年増加の傾向にあるのが、女性のがん、乳がんと子宮がんです。
特に乳がんの患者さんは、1970年代に比べると、現在では約3倍。年間にするとなんと約1万人以上もの女性が乳がんで亡くなっているのです。
しかしながら、10代~20代の女性はほとんど検診を受けておらず、気付いたころにはもう手遅れ・・・ということも多いのです。
男女別にかかるがんのベスト5 (平成21年 国立がんセンター調査)
男性 女性 1位 肺がん 1位 大腸がん
|
|
がん細胞が発症し、活発に活動するまでには長い時間を要しますが、一度活発になると成長と増殖のスピードが非常に早くなります。 最初は10年~20年ほどかけてゆっくりと進行して約1cmほどの大きさになり、この時期を過ぎると1年から5年で急激に進行して約10cmくらいに成長していきます。
|
|
『がんと診断された人の約70%が自覚症状が出るまでがんに気付かなかった』という平成21年の厚生省のデータがあります。
国立がん研究センターによると、平成21年にガンで死亡した人は34万4,105例あり、このうち男性が20万6,352例、女性が13万7,753例となっています。 がんによる死亡率を年齢別でみると、40代から徐々に増えていき、60歳代から増加し、高齢になるほど高くなっていて、特に60歳代以降は女性よりも男性の方が増えています。 このことからも、若いころからの悪い生活習慣の蓄積と潜伏期間の長いがん細胞の存在に注意を払わず、高齢になってからがんに侵されていることに気付く。その時にはすでに転移が始まってる。というような状態が伺えるのではないでしょうか。
がんは発見が遅ければ遅いほど、治癒が困難な病気です。がんの初期症状として、自分で触っても感触がわかるくらいの腫瘍、便通異常、血便や血痰、女性であれば、血性のおりものや過多月経など、様々なものがあげられますが、これに加えて「不可思議な体重減少」が挙げられます。 特別にダイエットしてるわけでもなく、食事や運動に気をつかってるわけでもないけど、体重が減っている。そんな場合は要注意と受け止めたほうが良いでしょう。
がんは大量にエネルギーを消費します。
がん細胞が体内に存在する場合には、それだけ多くのカロリーをじっとしていても消費していくということになります。消化器系のがんの場合にはみぞおちの痛みや下痢なとの消火器症状で、知らず知らずのうちに食事の量が減っていることがあり、その結果として当然体重の減少が見られます。 こういった要因での体重減少が見られる場合は、医療機関の検診を受けておいたほうが良いでしょう。
がんを予防するには
1・・・・がんにならない生活習慣を身につける 2・・・・がん検診による早期発見
この二つに限ります。
『早期発見か・・・ 検診といっても人間ドックみたいに一日近くかかるんじゃ・・・・』
今は短時間で一度に全身のがんのチェックができるんです。
しかも、従来に比べてかなりの早期発見が可能なのです。
|
|
従来のがん検診は、時間をかけて部位別に全身を検査するというもので、一度に全身のがんを発見するのは困難でした。
現在では一度の検診で全身のがんをチェックするという新しい検診『PET-CT』が非常に有用です。
活動の盛んながん細胞は、ブドウ糖の取り込みが正常な細胞に比べ3~8倍と高く、『PET-CT』ではこの特徴を利用してがんを発見します。
|
||
|
||
|
大きな特徴は、CT画像を使い、放射線が体のどこから出ているのか、又、検出されるまでにどのくらい減衰(弱くなる) しているかを吸収補正といいますが、これを調べることで検査時間がPET単体装置に比べ飛躍的に短縮できます。
がんの予防として、早期発見が最重要と述べましたが、そういった意味からも、PET-CT検査はがん予防対策として最適です。
時間をかけず、身体への負担を抑えて、一度に全身のがんをチェックできる
これが『PET-CT』の大きな利点です。
|










